ゆるく生きる

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『死ぬ気で自分を愛しなさい』うつ・絶望・苦しい時に読んでみてほしい

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2週間前に精神科で、うつと診断されました。

仕事もうまくいかず、将来の漠然とした不安、きになる人から連絡の返信がない、信頼している友人とも音信不通になり、精神的に参ってしまいました。

今の自分よりひどい状況にいる人はたくさんいるだろう..しかし自分には耐えられなかった。ただ寝て起きてなにもする気が起きない鬱々とした気分、自分はどうしてこうなのだろうと責め続け、もう死んだほうがラクかな、ヤバイなと思った時に、ふと本屋で見つけたのが本書です。

帰宅して一気に読み、すぐに実践した。方法は本書に譲るが、ベッドに横になり、呼吸をしながら”私はわたしを愛します”と心の中で何度も繰り返した。

もちろんすべてがよくなることはないし、毎日不安に思うことはあるけれど、2日ほどするとかなり心が軽くなったことを実感した。現在1週間ほど本書の、"トレーニング"を続けています。

科学的ではないと最初は抵抗した。けれど、生と死の間を揺れ動いているなかで、科学的か非科学的などどうでも良いと思った。本書では脳の中に、新しい「溝」を作ることと述べられています。著者は、いま崖に手をかけて今にも落ちそうな時、必死で這いあがろうとするだろう。それと同じような必死さで、この世で唯一無二の存在である、あなたを死ぬ気で愛そうと提案されています。とても共感できるのではないでしょうか。

 

本書は、著者のカマルが大切な人との別れや、創業した会社の危機を迎え、メンタルが参ってしまったときに、しがみつくように編み出した方法論を惜しげもなく公開しています。

具体的には、4つの方法が紹介されています。

1)10回の呼吸

2)瞑想

3)鏡のワーク

4)クエスション

 

ほんとうに精神状態が危ないときは、1〜2日だけでも良いので、

本書の内容を試してみてほしいと心から思っています。

救われる人がいますように。